ITに関わるようになってから数年が経ちました。
未経験で入った当初は、右も左もわからず、
会話の内容すら理解できないことが多く、不安の方が大きくなっていったのを覚えています。
それでも環境が変わるたびに新しい経験があって、
そのたびに戸惑いもあれば、小さな学びが積み重なる瞬間もありました。
気づけば30代になり、「学び直す」という行動が、自分の働き方を整えてくれる大切な要素になっていると感じています。
🧭最初の期待と、現場で感じた現実
ITの仕事に関わり始めた頃の僕は、新しい世界に飛び込むことが純粋に楽しみでした。
知らない技術を知れること、今まで触れたことのない仕事に挑戦できること。
そのワクワクが、大きな原動力になっていました。
ただ、実際に現場に立ってみると、思っていた以上に難しくて、つまずく場面の方が多かったのを覚えています。
会議で飛び交う専門用語はほとんど理解できず、
業務の進め方も前提も、知らないことばかり。
話の流れについていくだけで精一杯で、
「本当にやっていけるのかな」と不安が大きくなっていき、
できない自分に落ち込む日々が増えていました。
それでも続けてこられたのは、
不安な気持ちになりながらも、学んだ分だけ前に進める実感がどこかにあったからかもしれません。
📝学び直さなければ、前に進めないと感じた
ITの現場に入ってみて、“知らないことの多さ” を実感しました。
これまでの人生で触れてこなかった分野だからこそ、
専門用語も仕組みもまったく分からない。
会議の言葉をメモしながら、
「これは一度、根本から学び直さないとついていけない」と素直に思いました。
仕事をしながら少しずつ覚えることはできても、
体系的な知識がないと、どこがどうつながっているのかが分からず、
理解がふわっとしたまま残っていました。
その曖昧さを埋めたくて、
社会人になって初めて本気で取り組んだ資格として、
ITパスポートの勉強を始めました。
約3ヶ月、仕事の合間にコツコツ続けた勉強は、
最初は大変だったけれど、気付けば自分の支えになっていました。
今までは勉強と仕事を両立できず、挑戦すらできなかったのに、
試験に合格したとき、
「自分でも続ければできることがあるんだ」と、
小さな自信につながったのを今でも覚えています。
「学び直さなければ前に進めない」
その思いが、学びと向き合うきっかけになりました。
🔍勉強を続ける中で変わってきたこと
学び直しを続ける中で、日々の仕事の見え方が少しずつ変わっていきました。
最初はただ必死で、目の前の作業をこなすだけで精一杯でしたが、
少しずつ“落ち着いて対応できる場面”が増えてきました。
例えば、突然のトラブルが起きたとき。
以前の僕は、何から手をつければいいのか分からず、焦ってしまうことも多くありました。
でも、学び直しを通して基礎を理解し直したことで、
「どこまでが正常で、どこからが異常なのか」を
一つひとつ切り分けて考えられるようになってきたと感じています。
会議に参加したときも、
背景や意図が少し読めるようになり、
“点と点がつながって線になる”瞬間が増えていきました。
そんな小さな変化が、働く上での心の余裕にもつながっていきました。
🔄学ぶことを避けてきた過去と、いま感じている小さな変化
振り返ると、大学を中退してからしばらくの間、
「学ぶこと」そのものから距離を置いていました。
当時は何を学ぶべきかもわからなくて、
学ぶ意味そのものを見失ってしまい、結果として退学という選択をしました。
そのことは、今でも少し心に残っていて、
“あの頃もっと向き合えたらよかったのかな”と
ふと考えることがあります。
社会人になってからも、
“仕事と勉強を両立する自信がない” という思いが強くて、
資格試験に挑戦することすら避けていました。
それでも、ITに関わるようになって
ITパスポートの勉強を始め、
当時、業務を覚えるだけで精一杯の状態の中で、
毎日少しずつ勉強を続けるのは簡単ではありませんでしたが、
3ヶ月ほどかけてなんとか合格することができました。
誰かに褒められるような大きな成果ではないけれど、
「自分でもやればできるんだ」と思えた、最初の小さな成功でした。
少しずつ、学び直すようになって、
“勉強ってこんなふうに自分を支えてくれるんだ” と
感じられるようになっていきました。
資格の勉強も、業務で必要な知識も、
ただ「知っておきたい」と思って始めたこと。
その小さな積み重ねが、
結果として働き方や気持ちの安定に繋がってくれている気がします。
大きな変化ではないし、
胸を張って語れるほど立派な成長でもありません。
でも、
“学ぶことを続ける自分を少しだけ肯定できるようになった”
そんな変化を、今の自分は大切にしたいと思っています。
🌿学ぶことが、今の自分をそっと支えてくれている。
社会人になってから、学ぶことに向き合う機会が何度もありました。
未経験でITの現場に入り、最初はワクワクしていたはずなのに、
すぐに現実の複雑さに圧倒されて、不安の方が大きくなった日々を過ごした時期。
それでも、少しずつ理解できることが増えるたびに、
自分の中に小さな安心が生まれていきました。
大学時代に学ぶことを投げ出してしまった自分を、
ずっとどこかで気にしていました。
あの頃は“学ぶ意味”がわからなくなっていたけれど、
今になって、”学ぶ”という事が働き方だけでなく
自分自身を整えてくれていることを実感しています。
大きく成長したわけでも、劇的に変わったわけでもないけれど、
学び続けることが、迷ったときの支えになり、
少しずつ自信を積み上げる助けにもなっています。
これからも、結果を急がずに、
自分のペースで学び直しを続けていきたいと思います。

