基本情報技術者試験(FE)は、これまでに3回不合格になりました。
A試験については2回目から安定して合格点を取れていましたが、
B試験では点数が伸びず、同じところで何度もつまずいていました。
勉強しているのに結果につながらない時期が続き、
自分でも「合格できるのか…?」と不安になることもありました。
それでもやり方を見直しながら少しずつ続け、今回ようやく合格できました。
この記事では、
・3回不合格が続いた理由
・合格できるようになったきっかけ
・社会人でも続けやすかった勉強法
を整理してまとめています。
これから受験する方や、伸び悩んでいる方の参考になれば幸いです。
🌱3回不合格になった理由
不合格が続いた理由を振り返ると、知識が足りなかったというより
「試験の特性を理解できていなかったこと」が大きかったと感じています。
A試験については、2回目以降は安定して合格点を取れていました。
基礎知識も徐々に定着し、問題の傾向にも慣れていったため、
受けるたびに点数が伸びていきました。
一方で、B試験ではなかなか点が伸びませんでした。
特に擬似言語(アルゴリズム)の問題でつまずくことが多く、
・処理の流れを正しく読み取れない
・変数の変化を追いきれない
・条件分岐やループ構造で混乱する
といった小さなミスが積み重なっていました。
理解しているつもりでも解けない問題が続き、
「何が分かっていないのか」が自分でもはっきりしない状態だったと思います。
また、仕事の疲れから勉強のリズムが途切れることもあり、
継続がうまくいかない時期もありました。
結果として、B試験で安定して点を取れず、合格に届かない期間が続きました。
💡合格できるようになったきっかけ
B試験の理解が深まり始めたのは、「問題文の読み方」を根本的に見直した頃からでした。
当初は、とにかく量をこなせば慣れるだろうと思っていましたが、
擬似言語の問題になると、何度やっても同じところでつまずく状態が続いていました。
特に、変数の値を追う部分で混乱しやすく、
・ループの回数を読み違える
・変数が更新されるタイミングがずれる
・配列のインデックスを正しく追えない
といったミスを何度も繰り返していました。
理解しているつもりでも、解説を見ると「そういう意味だったのか」となることが多く、
自分でも“どこで間違えているのか”が見えにくい時期が続いていたと思います。
そこで、問題を解いた後に必ず
「どの処理でつまずいたのか」「どこを曖昧に理解していたのか」
を一つずつ書き出すようにしました。
この時期は、ChatGPTに疑似言語の処理を細かく質問したり、
変数の動きを紙に書いて追い直したりと、
“曖昧な部分をその場で潰す”ことを意識していました。
特に条件分岐やループの読み違いは、何度も一緒に確認していました。
さらに、理解が浅い部分は他の教材で別の説明を読むようにしたことで、
アルゴリズムの考え方が少しずつ立体的に繋がっていきました。
こうした積み重ねによって、
解いている途中で「あ、このパターン前にも見たな」と気づける場面が増えました。
気合で解くのではなく、問題の“型”が把握できるようになったことで、
疑似言語に対する苦手意識が少しずつ薄れていきました。
✏️実際にやった勉強法(A試験・B試験)
A試験とB試験では求められる力が大きく異なるため、最初から勉強法を分けて取り組みました。
ここでは、実際に使った教材と、その活用方法をまとめています。
最初に取り組んだのは、
『いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書+出る順問題集』でした。
初めて勉強を始めた頃は、分野の広さや専門用語の多さに戸惑いましたが、
試験全体の流れをつかむ「入口」として役に立ちました。
並行して、Udemyの
「~始めから効率よく学ぶ~ 基本情報技術者試験 最速 合格講座」や
YouTubeの「すーさん」を見て、まずはA試験とB試験の全体像をつかむようにしました。
A試験で特に苦戦したのは計算問題でした。
2進数・10進数・16進数の変換、論理演算、情報量の計算、順列・組み合わせ、
浮動小数点、CPUスケジューリングなど、
“考え方は分かるのに手を動かすと間違える”問題が多く、
最初の受験ではここが原因で合格点に届きませんでした。
これを克服するために、
『基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集』を使い、
計算問題だけを集中的に繰り返しました。
同じ問題でも日を空けるとまた間違えることがあったため、
「間違えた問題だけメモして後でやり直す」という方法を取り入れました。
過去問道場も併用し、表現が違う問題に触れることで、
徐々に計算問題への苦手意識が薄れていきました。
一方で、最も苦戦したのがB試験の擬似言語でした。
ループ処理、変数の更新タイミング、配列の取り扱いなどで混乱しやすく、
「どこで間違えたのか」が自分でも分からないまま解けない時期が続いていました。
擬似言語を克服するために、複数の教材を組み合わせて使いました。
『出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]』
『出るとこだけ![科目B]予想+過去問題集』
『基本情報技術者[科目B]アルゴリズム×擬似言語トレーニングブック』
そしてUdemyでは、
「参考書の著者直伝!【基本情報技術者試験 科目B】Javaプログラミング言語を使った専門コース」と
「基本情報科目Bベストセラー講師が教える 超カンタン!科目B模擬言語対策 & 科目A対策講座」
を併用して、擬似言語の理解を深めていきました。
とくにJavaの科目B専門コースは、擬似言語が実際のプログラミングとどう対応しているかを理解するのに役立ち、
“超カンタン模擬言語コース”は、初心者向けの視点で処理の流れを丁寧に解説してくれるため、
理解が曖昧な部分を補強するのにちょうど良い内容でした。
理解が浅い部分は、教材一冊にこだわらず、
他の教材の説明を読み比べて補うようにしました。
それでも分からないところはChatGPTに擬似言語の動きを質問したり、
変数の増減を紙に書き出して確認するなど、
その場で疑問を解消することを徹底しました。
同じ範囲でも視点の違う説明を読むことで理解が深まり、
擬似言語につまずいた際の“引き出し”が少しずつ増えていきました。
その結果、「このパターン前にも見たな」と気づける場面が増え、
問題文を読むときの不安が減り、B試験に対する読み方が安定していきました。
🌿終わりに
今回の受験を振り返ると、「特別なことをした」というより、
小さな積み重ねを続けた結果だったと思います。
仕事が終わってから勉強する日もあれば、
バンドの練習やライブの準備があって、まったく勉強できない日もありました。
それでも、どんなに忙しい日でも「少しだけ触る」時間をつくることで、
前に進んでいる感覚が途切れずに続いていきました。
途中からは、気持ちを切り替えるためにコワーキングスペースも活用するようになりました。
家では集中できない日でも、場所を変えるだけで勉強に向き合えることが増え、
“環境を整えることの大切さ”を実感しました。
そして、続けられた理由のひとつは、周りの人の存在でした。
一緒に勉強してくれた友人がいたことや、
落ち込んでいるときに声をかけてくれた会社の上司の言葉は、
想像以上に心の支えになりました。
応援してくれる人がいるだけで、もう一度やってみようと思える瞬間がありました。
基本情報技術者試験は、すぐに成果が出る試験ではありません。
点数が上がらない時期が続いたり、何度も同じところでつまずいたり、
不安になることもあると思います。
それでも、たとえ10分でも、1問だけでも、
“少しだけでも続ける”ことが積み重なると、
ある日ふと理解できる瞬間があります。
今回の合格で、それを強く実感しました。
これから受験される方も、自分のペースで焦らず続ければ、
必ず前に進んでいるはずです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
🌿 杜 Tech Life

